□じゃじゃ馬馴らし

こんばんは!
今週仕事で人前で話すことが多く準備に追われてます。

さて
【今回のテーマはじゃじゃ馬馴らし】

「じゃじゃ馬馴らし」とはW.シェークスピアの戯曲一つ。
蜷川幸雄3回忌追悼企画として映画館で上映されることを知り
早速行ってきました。


シェークスピアは悲劇のイメージでしたが今回は喜劇。


大まかなあらすじ
主筋はペトルーチオがかたくなで強情なじゃじゃ馬キャタリーナに求愛する様子を描くものである。
最初はキャタリーナはこの関係に気乗りがしないが、ペトルーチオは食べさせない、眠らせないといったさまざまなやり方で相手を心理的に苦しめて、キャタリーナを望ましく従順でおとなしい花嫁にする。
脇筋はキャタリーナの妹で「理想的な」女性に見えるビアンカをめぐる求婚者たちの争いを描く。
wikipediaより引用)


今回の芝居は2010年に上演されたもので、特徴としてはキャストが全員男性。
特に主演のキャタリーナは歌舞伎役者の市川猿之助
歌舞伎役者は女型をやりますが、西洋ドレスを着て歌舞伎の口調で話す姿は
見たことが無くはじめての経験でした。


特にドレスを着たままにらみをきかせた場面は笑ったなぁ。


歌舞伎を見ていても思うのですが、
途中から男性ということをすっかり忘れてしまいます。
キャタリーナに関しては月川悠貴演じる妹のビアンカが美しすぎるせいもあり、
おばちゃん感はありましたが、最後には美しい花嫁となり
最初との変貌っぷりに役者の凄さを感じます。


あと印象に残っているのは筧利夫の動き!
筧利夫の役はキャタリーナを口説くペトルーチオ
一つのセリフにどんだけ動きつけるのってくらい動いているw
口説いてるけど、動きがあるせいで胡散臭い。
実際こんな風に口説かれたら嬉しいんだろうか?



古典ですが喜劇だったうえ、内容もわかりやすいのでシンプルに面白く
2時間半はあっという間でした。



4月27日までやっているのでもしお時間あればぜひ。
舞台作品の上映期間もう少し延ばしてほしいなぁ

hpot.jp